会社員はもう嫌だ
上司にガミガミ言われたくない
会社のために一生懸命頑張っているのに認められない
農業を始めようと思っている方はこんな事を考えているのではないでしょうか。
農業って、自分で頑張っただけ見返りがある
会社員より自由に時間を使えて、ストレスがない
そんな風に考えて新規就農を目指す人が増えています
しかし、農業は甘くない
農業で生計立てていくというのは、並大抵の事ではありません
しかし、農業はやり方次第で儲けます!
今回は、農業を始める前に考えておくべき事。儲かる農業と儲からない農業について考えてみます
【農業は儲かるのか】
農業を始める前に考えておくべきこと
〔儲ける農業と儲からない農業〕
これまで農業経験がない人が農業を始めるには、
新規就農者がやらなければならないこと
農地・住宅の確保
当たり前のことですが、農業を始めるには農地が必要です。もちろん家も。家はなんとかなるでしょう。しかし農地取得はかなりハードル高いと言えます。ここで農地取得はハードルが高いといいましたが、農地を取得するのはそんなに難しくありません。今では市や町が農地を斡旋してくれ、農業委員会の許可が出れば農地は取得できます。問題なのはここです。農業をこれから始めるどこの者かも変わらない人にいい農地を貸してくれると思いますか?
水はけが悪い農地
陽当たりが悪い農地
そもそも農地がやせ細って作物を育てられる状況にない農地
このような農地でどんな作物を育てても上手くいくわけがありません。間違いなく就農は失敗して5年以内に離農することになるでしょう。新規参入者に貸し出される農地はこのようなの農地が多いと考えておくべきです。
資金調達[農地・作業機械・施設設備]
農業を始めるには、農地や住宅費用、機械、施設等を準備する資金のほか、収入が入るまでの資金、また、経営が安定するまでの資金が必要となり、新規参入のためには最低でも1,000万を準備する必要があると考えてください。もちろんこの金額すべてを自己資金で用意するのは難しいので、新規参入者に向けた様々な補助金制度があります。補助金制度については別記事で書いてますのでそちらをご覧ください。
技術力・栽培等のノウハウ
作物の栽培にはそれぞれの土地にあった作物、栽培時期があり、ただ種をまけば育つというものではありません。農業は農業者が長年努力してノウハウを蓄積し安定した栽培を可能とするもので、ノウハウのない新規参入者が簡単に出来る事ではありません。最近では、オーガニックや多品目少量栽培等、誰でも簡単にできそうな農業本も多いですが、農業はそんなに甘くはないということを頭に入れておくべきです。
何で農業を始めるのか
どの業種の農業を始めるのか。何をしたいのかをしっかり決めましょう
☛耕種農業( 水稲・陸稲・麦類・雑穀・豆類・いも類・野菜・果樹・工芸農作物・飼肥料作物・花き・薬用作物・採種用作物・桑の栽培をいう)
☛畜産農業( 乳用牛・肉用牛・馬・鹿・豚・いのぶた・いのしし・めん羊・やぎ・にわとりなどの飼養)
☛アグリビジネス(アグリビジネスとは、アグリカルチャー(農業)とビジネス(事業)を組み合わせた造語で、農業に関係する幅広い業種の総称です。日本の大学にもアグリビジネス学部や学科が設けられるようになった。農産物の加工・流通や販売・金融・資材の供給に至るまでの産業とした農業)
どこで始めるのか
農業を始めるために、その地域の地形や気候に合った農作物を作る事、大きなポイントとなります。あなたが住んでいる土地はどのような作物が作られているのか、何が特産なのか。まずはしっかりリサーチしましょう。
儲かる農業と儲からない農業
儲かる農業と儲からない農業の大きなポイントは新規就農を決めた時の事業計画をしっかり立てれるかが重要となります。この事業計画を立てないまま農業を始めると間違いなく失敗します。新規就農に向けて、どこの地域で、どんな農業をやるのか。1年の収益、5年後、10年後の収益は?達成したい目標は?
農業を始める前にしっかりとした事業計画を立てれる人は儲かる農業、事業計画を立てないまま農業を始めた人は儲からない農業
儲かる農業と儲からない農業の大きなポイントはここにあります